旅にグレイハウンド

西海岸をグレイハウンドで行く

2023.3.30 シアトル-アメリカ合衆国

 

 

 

Day4

 

Hey guys, how are you??

Me?? Well.......

 

ぶじに国境を超えて、アメリカ入国!

真っ暗に照明を落とされたバスで、みんな死んだように眠る。私も当然泥のように眠る。

だが、シアトルに近づくにつれ、鼻がかゆくてかゆくて、ずっとぐすぐすして擦って擦って、乾燥してるしムカつきながら寝ていた。

たま〜に停まるバスは乗客を待つためにドアを開け放し、前の座席に座っている私に届く冷気。車内は暖房が効いているけれど、暖かい空気が次第に流れ出ていく。

 

何度も起きながらバスに揺られて、シアトル到着は5:50ごろ。

鼻水ずるずる、乾燥した喉、頭痛。

早く早く熱いシャワーと、清潔なシーツ。

それさえあれば回復する、早く早く。

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この辺は幸か不幸か要か不要かわからんが、予習済み、数日前に一度来ているので知ってる。

すぐそばに電車が通っていて、それに乗ればいいのだ。

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ていうか遠すぎやろ。

誰やねんホテルとったやつ。

値段重視もいいけどさあ。ダウンタウンからたっぷり1時間かかる、田舎に、車での客しかいないようなモーテルに、予約をとるなんて思いやりが少ないよなあ?

まあ、予定ではこんなに変な時間に到着するわけじゃなかったのだ。仕方ない。

 

怖いドームを横目に、震えながら電車に乗り、

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線のもっとも北の端、North Gateという駅に着く。

ここからまたバスで30分。バスがくるまで20分。

吹きっさらし、私は、清潔なジャンキーのように一点を見つめて動かない。

駅の服きた人「Hi」

私「Hey... バス待ってるねん」

「そう!」

「さぶいね……」

「夏はね、いいんだけどね ごめんよ」

 

そしてこの人にバスの到着場所訊いたら、自信なさげに答えられて、まさかと思ったらバスは私の前を素通り、駅の逆サイドに停まった。

朝の6時から走る走る。

 

鼻水ずるずる、頭ガンガンでバス乗って、ホテル着いて、

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シャワー浴びたらドライヤーなかった。

フロントに電話する。凍えながら電話するも、ボリュームが上げても上げても小さすぎてなんにも聞こえない。

なにかいろいろ言ってるフロントの人に、「待ってるから!」と言って電話を切った。

とうぜんというかなんというべきか、こない。誰も来ない。

そのうちに寝た。

お布団が、ブランケットにお布団カバーをつけたぺらぺらのやつで、寒くて何度も目覚めた。

頭痛いし、これやったな〜、やってしもたかな〜と思いながらひたすら眠る。

20時に起きて、外に出る力もないのでデリバリー。

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フォーだよ☺️☺️☺️

でもお箸入ってなかった。こういうときのために!!

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持ってきてんだよなあフォークをよ。

そしてフォーがめちゃくちゃ美味しかった。なにしろあたたかいスープ。お肉も大量に入っていて、満ち足りた。

やっぱりアジアのご飯はいいな。あたたかいもん

ハンバーガーとかタコスとか、アメリカ周りのご飯もデリバリーの選択肢にあったけど、身体壊してるとき要らんすぎた。

ハンバーガーの美味しいときは、元気なとき。これは覚えておこうと思った。

 

そしてドライヤー。

フロントに借りにいったら、

「ドライバーライセンスかパスポート貸してね」

もちろん部屋にある。

「あと1個在庫あるから、ごめんけど持ってきて!」

喉が渇いていたので、とりあえず自販機の場所だけきいて退散。

ドライヤー使うのに身分証明書要るってどういうことやねん。

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そして使い方めちゃくちゃ難しい自販機。

一回このクレジットカードの機械にカード入れて、お金を7ドル分入れて、そんでから飲み物のボタン押して、飲み物の金額分だけいったん払ってある7ドルから引く。

はあ?

書いてて意味わからん。

なんでこの「いったん7ドルを払う」という一段階が要るのかほんまにわからん。

 

と、しんどいから何もかもに悪態。

パスポート渡して、無事にドライヤーを借りて("sorry,people steal dryer.")、また寝た。

ひたすら寝た。

寒くて寒くて起きて、また寝て、タオル体に巻きつけて寝て、次は汗かいて暑くて起きて。

 

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なにか甘いものが食べたくて、ママが持たせてくれた桃グミをばくばく食べたり、舐めたりした。めちゃくちゃ美味しかった。

 

3月30日は、朝にホテルに着いてからひたすらホテルにこもっていた日でした。

明日はちょっとだけでも観光できたらいいな。

そうじゃないとシアトルが無の街になる。

 

Bye👋