旅にグレイハウンド

西海岸をグレイハウンドで行く

2024.07.22 ハノイ-ベトナム❷

 

 

2024.07.22 ハノイ-ベトナム❶ - 旅にグレイハウンド

続き

 

さて、カフェでキンキンに冷えたので、揚々と外に出る。

天気は、雲間に太陽が覗いたり隠れたり。昨日よりは少し涼しい。

とくにやることもないので、ある場所に行こうかな〜と考えながら、湖のほうを目指して歩く。

かしこいかしこい犬ちゃん❣️

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置物と仲間の犬ちゃん❣️
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めっちゃ指入ってるけど、自分のトラックで眠る最高のアイディアのおじさん。
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ほんまにベトナムの人って外好きやな〜。ってか、無職の私が言うのもなんやけど、お仕事は??

着いた湖、ちょっとくしゃい。
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でもアングルによってはゴージャスかも。

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これは鳥を眺める人たちを盗撮した写真。
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小さな、よい声で鳴く小鳥の入った鳥籠をすごくたくさん並べて、おじさんたちも1列に並んで、それを眺めていた。

風鈴を並べてそれを愛でる的なこと? 暇なんか?

これは大きな木を屋根にして営業されてる飲食店。

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めっちゃいいな〜。

湖は小魚が泳ぐけど濁っている、このお水に向けて階段つくるのなんでだ?
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船を直接……つける?

湖沿いに歩いていたら、見かけた公衆電話。
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現役っぽい。猫も杓子もスマホ持ってるのに!

湖のへりを沿ったり少し離れたり、して延々と歩くのは、バスに乗りたいから。

バス停にたどり着いたと思ったら、いきなり目当てのバスが来て、間違って「乗りません!」と首を振ってしまった。そしてバスのルート沿いに歩いていたら、もう一本見逃した。ううう。

でもいいんだ〜、子どもの下校風景(12時なのに?)や、生肉の解体風景、お洗濯屋さんを見られたし。

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暑くなってきたので、観念してバス停でバスを待つ。

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バス停にちゃんと来るバス書いてあるの良心的。
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お目当てがきた!
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乗り込んだら、係のおばさんが寄ってきて、そこで支払い。

「セブンサウザン、right?」「あ?」「セブン、ゼロゼロゼロ?(パーにチョキを当てて)」「ん?」

おばさんは、チケットに書いてある7,000ドンの表記を指さした。

私は10,000ドンを渡して、1,000と2,000ドン札を受け取った。

いや ん? 指で7はわかるやろ!わからんか!
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おばさんはがたんがたんに揺れるバスで、ずっとスマホを触ってる。

単純明快なチケット。ハノイのバスは乗りやすい。

料金は一律、どこからどこへ乗っても7,000ドン(≒約44円)。

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乗ってきては去る乗客に、おばさんはお金を求める素振りがない。え?市民は無料?と思いながら見ていると、どうやら定期があり、それをおばさんに向けてチラッと見せたらオッケーらしい。

それも、おばさんは座席から動かず、座ってからパスを出す乗客をチラッと見て、終わり。期限とか確認してない……。ほんまにチラ見だけして、またスマホに戻るおばさんの顔はめちゃくちゃ怖い。

市街地をぐるぐる周り、運転手がスマホを見ていて乗りたがる乗客を1人フル無視したのを目撃したり、あまりの揺れに酔わないためにずっと熱唱しながら(ケツメイシがよかった。ラップで言葉数が多いから)1時間半乗って、目的の場所に到着。f:id:nico-fuumi:20240723011618j:image
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イオンモールでした〜

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むっちゃイオン。

やけど天井高い?
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テナントは、韓国系が多めだった。LOTTE百貨店も見かけたけどな〜。

バスに乗るくらいからトイレに行きたくて、期待してたけど
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やっぱり日本のモール!!トイレットペーパー流せるトイレやん!しかも清潔!日本人ってあまりにもトイレにプライドのすべて賭けてるよな〜。

衛生観念が異様に高い国で生まれるってけっこうハードやなと思った。だって日本よりトイレ綺麗な国なんてぜったいにないもん。いろんな機能ついてて、お化粧ブースもあって、いい匂い焚いたりして。いちばん汚い部分をいかに美化するかに命かけてる国の、基準がスタンダードになってしまうと、どの国に行ってもトイレ事情に振り回されてしまう。

おもむろに現れるコナンくん。
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フードコートには、たくさん人が入ってた。

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たくさんに見えへんと思うけど、めちゃくちゃ広い。3階ほぼぜんぶフードコート。Hot Potのお店が3,4店舗あった。日本や韓国系の食べ放題も人気やった。列ができていたのは、トッポギの食べ放題。トッポギ、食べ放題で量食べれるか???

不思議なのが、こんなに暑いのに冷麺とか冷たい食べ物はないんよな〜。

4階は、映画館だけと思いきやアミューズメントパークだった。
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ボウリングやビリヤードに興じる若者たちがたくさん。

コナン推しの映画館。

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市場調査しようと思ったけど、タッチパネルに見えるスクリーンは触っても無反応で、値段の書いてあるところはなかった。でもまあ日本より高いことはないだろうな。

1階に戻り、食料品売り場を冷やかす。

お寿司屋さんがあって、これは、いいアイデアだなと思った
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1個ずつラッピングされたお寿司。ゴミは大量に出るけど、好きなネタを好きなだけ買える。一貫約30円からと良心的。

ちょっとお寿司には見えない、奥様のトレイ
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和菓子みたい。これはたくさん買っちゃうなあ。

食料品売り場には、韓国系の食品多め。中国の製品も散見された。ベトナムのものを見つけるのがうっかりむつかしいくらい。

なんかコーンの味のしそうなドリンクと

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ドラゴンフルーツの味しそうなグミを購入。
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ばいばい、異国の地で地位を確立しているイオンモール
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なんか緑化が日本のやつよりかっこいい。
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ゲームセンターのところに、子どもだけが入れる子どもパークみたいなやつあるやん? あれが3個からあった。子どもとお父さんがめっちゃおった。あらゆるところにマッサージチェアがあり、大人たちが本気で眠っていた。店員さんは暇そうで、めっちゃスマホ触ってた。

日本で休日に人の溢れるイオンモールは、ベトナムでは1日中おれる娯楽要素の高いモールになってた。日本でも平日は気だるい雰囲気がなんとなく漂っているけど、ベトナムイオンの気だるさは非じゃなかった。

これも清潔さの基準と同じで、人々が別に折目正しく直立不動であるべきという基準を持たない人たちのゆるっとした社会、べつにいい悪いではなくて、同じアジアの国同士でもこんなに違うっておもしろいなと思う。

帰りのバスも7,000ドン。今度は若い乗務員さんが、行きしなのおばさん並みに無愛想にチケットをくれた。
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駅までバスに乗る。行きしなよりも揺れなくて、運転手の技量の問題なのか?と思う、歌も歌わなくて済んだ。コーンの飲み物を飲んだら、甘すぎておもしろかった。ゲロ甘い冷製コーンスープ。

1人、乗客がうとうとしててバス停で降り損ねてた。乗務員さんに「ここで降ろして」的なことを言ったけど、にべもなく断られていた。そりゃ危ないよな、バスの3cmそばを原チャリが走り抜けているんだから。

駅を再訪したのは、明日の電車の時間を変えるため。

8時に開く博物館にどうしても行きたいから、9:20の電車だと厳しい。急ぎながら見学するのは嫌だし。

それで、次の便を訊くと15時までこないという。そして次の街に着くのは18時。うーん、夜に着くのは避けたいし、しかも滞在時間めちゃくちゃ短くなるけど……仕方ない!変更手数料かなにかの10,000ドン(≒62円)を支払って、時間を変えてもらった。

ホテルに帰って、昨日買った薬草ゼリーを食べようとしたら、シロップの賞味期限が怪しかった。

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そのせいで真っ黒なゼリーの写真撮り忘れた。味は、韓国の岩盤浴、チムジルバンみたいな味。カナダで留学してたとき、タピオカ屋さんで食べたことある薬草ゼリー。ミルクティーと一緒なら食べやすいけど、賞味期限切れのシロップだけやと、美味しくなかった……。

ゼリー食べて、洗濯して、シャワーを浴びて少しお昼寝をした。夜に体力のいるイベントが控えている。

1時間ぐっすり寝て、起きてからも頭が冴えない。

用意して、外に出ると雨が降っている。とたんに億劫になる。

行き道、ビアホールに電気が灯ってかわいすぎる。

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ベトナム人、後で知るけど世界で7番目にビールが好きな国民らしい。だってそこらじゅうにこの、ビアホールがあるもん。外が好きでビールが好きな人たちやから、外で飲むビールは至上やんな。

帰宅ラッシュ。

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なぜか急に日がさして、真っ黄色になる空。
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自信満々に地図を見ずに歩いていたら、まったく逆の方向に歩いていた。集合時間は18時半、間に合いそうもない。

初めてのフードツアーというものに申し込んでいた。ひとり旅の難点は、シェアする相手がいないから、いろんなものをたくさん食べられないこと。フードツアーなら、さまざまなレストランに立ち寄って少しずついろんなものを食べられると思ったから。シアトルの市場で、連れ立って歩く人たちを見かけてからフードツアーというものがずっと気になっていたのだ。

汗だらだらになりながら歩いて、18時45分くらいにもう出発していたツアーご一行に遭遇、合流した。

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みんなオンタイムなんて全員ドイツ人かいな、と思ってたら ほんまに2人ドイツ人おった。

オーストラリア人、シンガポール人、ドイツ人の参加するツアーで、日本人の私だけが遅刻。国民性を突き破る性格。

ガイドのベトナム人女性に引き連れられ、お店からお店へ歩く。

これはバインセオのお店。
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生肉を小麦粉の生地の上に乗せててちょっとだけだけど気になった。

味は美味しかった!
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小麦生地のバインセオを香菜と一緒にライスペーパーに巻いて、魚醤ベースのソースにつけて食べる。

次は、名前忘れたけどライスペーパーに豚ミンチを包んだやつ。
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これはトルコ系ドイツ人の人には、卵を巻いたやつが出てた。

そしてドライフォー。
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ハノイは暑いからここいらの地域ではスープなしで食べる、とガイドさんの説明。でも麺はあったかいし、フォーのスープみたいな鶏がらスープが一緒についてきた。

次はアイス。
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バニラアイスにココナッツがかかってて、パイナップルの葉と炊いて緑色にしたお米と食べる。
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食べたところは建物のめっちゃ奥だった。

欧米人はよく喋る。みんなぺちゃくちゃ喋ってて、一緒に卓を囲むのがめちゃくちゃ気まずかった。大勢で喋るの苦手やし、食べるのと喋るの同時にできないからずっと黙ってた。

でも、お店からお店に歩くとき、何人かと話した。シンガポールから来た親子やタトゥーまみれのオーストラリア人。みんな、ひとり旅って勇敢だねとお世辞を言ってくれた。

ツアーの最後は、ハノイの観光名所、線路の近くでお茶するロード。

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欧米人とインド人しかいなかった。

みんなで乾杯。
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隣の席のドイツ人と、ビールについて盛り上がった。ここでベトナム人は世界で7番目にビール好きなこと、ドイツは6番目だからベトナムでいかにビールが消費されてるかわかるよねって教わった。

私は日本のビールでは麒麟が美味しいよって教えた。

ドイツ人の2人は、ドイツ人らしくビールをおかわりしていた。
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肝心の電車は20分くらい遅れて、私たちは1時間と少しくらいこのカフェで過ごした。最後の方にはみんな言葉少なになっていた。たびたび、物売りが通ったけど、あんまり売り上げは芳しくなさそうだった。

電車は、動画を撮ったけど迫力があった。まあたしかにこんな経験できるとこってなかなかないよね、危険やし、と思った。

ガイドさんは、電車が来る前にビールの王冠を「スーベニア!」って線路に置いてた。そして通過後、見事に

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ぺしゃんこ。

よく拭いて鞄にしまった。おもしろいお土産だな。

ここでツアーは解散。意外にもドイツ人の人が「まだここで飲むけど君も飲まない?」と誘ってくれた。少しでもいい印象を持ってくれたんや、ってことがめちゃくちゃ意外でちょっと嬉しかった。ずっと顔引き攣ってたのに。最後の30分くらいでしか喋ってなかったのに。

でも疲れたから「スリーピーだからやめとく」と言った。スリーピーなんて大人は言わないのに……。

フードツアーは実に3時間。食べて歩いてコミュニケーションをとってめちゃくちゃ疲れた。

けど、ひとり旅ではできない体験ができたし、他の国の人との会話も少なからずできたので、総合的に行ってよかった。

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もう22時を回っていて、夜出歩かないというポリシーは破ったけど、ハノイはぜんぜん安全な感じ。女性1人で出歩ける。

 

帰ってシャワー浴びて、ひとごこちついた。

楽しみにしてたほどには食事のバリエーション豊富じゃなかったけど、観光できてよかった!

でも、ほんとーに、疲れた!!お昼寝しといてよかった………。

明日はゆっくり起きて パッキングして、チェックアウトして博物館だ!そこから電車に乗る。ビジーだぜ。

 

おやすみなさい!