シンチャオ!
今回は初めての東南アジア、ベトナムへ旅をしています。
🇻🇳なぜベトナムか🇻🇳
1,ベトナム料理が好きだから😊
私の母は、どこか海外へ旅行に行くと、帰ってきてもしばらくはその国の料理をつくる。旅行がまだ続いているような、なんとなく名残惜しいような気持ちになりますがそれが楽しくもある。数年前ダナン旅行から帰ってきた母は、フランスパンやレバーペーストを買い集めてバインミーを振る舞ってくれました。それに、お土産で買って帰ってくれたインスタントのフォーも。母のおかげで、私はいろんな国の料理に抵抗のない子どもとして育ったわけです。
2,ベトナム戦争に興味があるから
ベトナムは、アメリカ的なものが好きな私にとって、小説や映画、ドラマでよく触れられる戦争の地でもある。
たくさんの兵士を投入して負けた彼らにとって他国の戦争は、多くのアメリカ人をPTSDに陥れ、その鬱屈した社会の雰囲気によって生まれた作品は多いだろうと思います。直接ベトナム戦争についての作品を読んだり観たりしたことのない私でも、あらゆる登場人物が「ベトナム戦争で……」と言うのに触れてきた。
3,東南アジアに行ってみたかったから
1ヶ月後に長期のカナダ留学へ行く。だからアジアは遠くなる。
ほんとうは日本、とくに九州と東京を旅行するつもりやったんやけど、外国に行きたかった。街を"外国人"として歩く感覚が好き。言語もなにもわからない、ほんとうのよそ者になることが楽しい。
ということで7月21日 早朝。
関西空港に9時20分の便に乗るため、5時に起きて桃を口に捩じ込む。ママに無理を言って送ってもらって、最寄りからバスに乗って空港へ。
着いたはいいけど
まだWindowsのシステム障害を引きずっているチェックインカウンター!! けっきょくバックパックを背負って1時間超並びんだ。
前に並んだ4人組が興味深かった。肌の黒いスキンヘッドの日本人中年男性と、それを囲む3人の東南アジア系若年女性。女の子たちはおじさんに敬語で話していた。おじさんは禁煙パイポの話とかを、女の子たちに聞いてもらっていたけど、女の子たちは時々自分たちの母国語で話したりして、私は胸が痛くなった。可哀想なおじさん。同じ年代の話が通じる女性と歩くことができない(あるいは中身の成熟した女性と話すことができない)から、お金を払って若くて綺麗な言葉の通じない女性を引き連れるんだな。お金は持っていても心は貧しい人なんだろう。
まあ私は心が豊かで、かつひとりなので あまりにおじさんと対極の場所におり、理解できないだけなのかもやけど。
チェックインカウンターへようやく進み、荷物を秤に載せたら、9キロくらいあった。
「持ち込みの荷物は7キロまでです……」と係員のベトナム人男性が言う。私は固まる。だってどうしようもないもん。必要最低限しか荷物入ってないもん。荷物を見つめていると、
「……じゃあ今回だけこれで大丈夫です😔」と言ってくれました。そういえば他の国に行ったときもこんなことがあったような気がする。今回だけの積み重ねで私がいます。その節はみなさんすみません。
今回使うベトジェットエアは、ベトナム感の溢れ出ている素敵なエアライン。
オンラインチェックインの画面も、なんとなくめでたい雰囲気があってよいです。クルーの人たちもめっちゃいい感じだった。LCC、24,190円5時間で、ハノイに飛ぶ。
海外に行くのが久しぶりなので、持ち込みできる液体が100mlまでなのを忘れていた私は、急遽薬局で100mlの容器を買い、乳液を牛の乳搾りのように移し替えながら、保安検査場の列に並びました。
時刻は8時45分。私のチケットによると、ボーディングタイムは8時40分。
140mlの新品の日焼け止めが検査に引っかかり、没収された😔
ぜんぜん15分以上遅れて、みなさんの搭乗が完了しました。
システム障害で、私が空港に着く少し前まで、手書きでチェックインしてたんやって。たいへんすぎ。
前列にあるちょっと良さそうな席。
でも狭さはふつうの席といっしょ。
微笑ましいくらい狭い。
5時間、もし眠くなかったら辛かったかも。
だってすごいのが、真隣以外の全方位に新生児。私の周りだけ、私入れて平均年齢7歳くらい。まさに今日、私生まれて1万日目きっかりやから、平均生存日数2500日ぴったり。
常に私以外の誰かが泣いてた。頭がほんとうにおかしくなるかと思った。
でもこのメニュー見て♪
かわいくない?♪
インゲンとブロッコリーで緑化された都市♪
CAさんの服かわいいなと思ってたら子ども向けに販売あり♪
乗客の95%がベトナム人だったので、サービスがぜんぶベトナム語だったけど、空気を読んで生存した。機内食はなくて、購入するやつだった。
・おもしろかったこと!
1,寒いなと思ってクーラーの向きを動かそうと上に手を伸ばしたら、隣のベトナム人男性が気を利かせて私にクーラーを向けてくれて、笑顔を交わしたこと😊(😖)
2,飛行機が停まった瞬間、シートベルトのサインが消えていないのに乗客が立ち上がり荷物を出すので、CAさんが警察みたいに取り締まっていたこと
隣のベトナム人男性とは、肘置きを取り合った仲なので、優しくしてくれてびっくりしました😖
さて、ベトナム上陸だ!!
なんか、吊り革が指用すぎ
人工芝の部分。
ベトナムに入国するのにビザはいらんけど帰りのフライトチケットが必要⚠️という情報をネットで見たので、びくびくしながら入国審査通ったけど、官の人はひとことも喋らずにスタンプを押してくれました。
空港でドンをゲット!!
4店舗くらいあって、1円=158ベトナムドンのところで3万円分両替。公定レートが1円=160ベトナムドンなので、そんなに悪くないんちゃうかなあと思って。どうなんやろ? みんなもっと攻めるんかなあ?
ハノイ オフィシャル上陸〜!
バックパック背負ってるからか、タクシー客引きおじさんは2,3人くらいしか声をかけて来ませんでした。
お迎えとお別れの花束売り場?
ハートウォーミングな需要!
事前に調べてた86番のバスで市街へ。
出発まで3〜40分待った。私に「あと25分で出発!」と言った係の人、その20分後に他の人に「あと15分で出発!」って言ってて耳を疑った。
これさ〜
左側は乗客への注意やけど、右は運転手側への注意? なんでだ?
バスのチケットは、乗車後しばらくしてから乗り込んできた運転手さんから購入する。
運賃が45,000ドン(≒280円)なのは調べていたので、60,000ドンを用意して待っていた。
東南アジアにびびりまくっている私は、60,000ドンを渡しながら「15,000よね?やんね?」とお釣りを催促した。
運転手さんは「(運賃は)45,000ドンだよ」と60,000ドンを受け取る。
私は「Ya!Ya!15,000バックやんね!」と焦って手を出す。なんか運転手さんは舌をタンッて鳴らす欧米風のウインクをしてお釣りをくれた。
市街地までは50分くらい。その間、運転手さんに3回電話がかかってきて、運転手さんから3回電話をかけていた。
通話をしているので、思いっきり車線を踏みながら走るバス。
乗ってる間におっきくて立派な牛と、ヤギを、それぞれ2頭ずつばらばらの場所で見ました。未だに道端に現れる動物ってテンションあがっちゃう。
走ってる車は日本車(トヨタ、マツダ、ミツビシ)と韓国車(ヒュンダイ、キア)が多い。あと、Vinfastというのもよく見て、調べるとベトナムのEVメーカーらしい。たまーにベンツ。
市街地に向かうにつれ、クラクションの頻度が上がりまくる。噂には聞いてたけど、バイク多いなあ〜。
道に高確率で門がある。
青空市とサンリオ。
人力車だ!
うわあ〜ベトナム。すごい、なにもかも違う!
アジアでは韓国、香港、台湾には行ったことある。けどそのどれともぜーんぜん違う!!もちろん日本ともまったく違う!
シティーセンターに停まったとき、運転手さんが私に「シティーセンター??」って訊いてきたから「ノー!ステーション!」って答えた。それなのにステーション着いても言ってくれなかったのなんでやったんやろ。
ハノイの鉄道駅!
運転手さんに「さんきゅー!」て言ったら「グッドバイ、シェイシェイ」て言われたから、「ノーシェイシェイ」と答えた。
降りたら、バス会社のおじさん2人くらいから、「グッド バイ!」「グッド バイ!」と挨拶されておもしろかった。あんなに「ド」をしっかり発音するグッドバイは初めて聞いた。
駅に自販機はっけん!
5000ドン(≒31円)でお水購入した。
知らない国の自販機っていうのは、ドキドキしてしまうな。使い方の常識がまるで違うから。
真っ暗なスクリーンは灯ることはなくて、ボタンを何回も押してなにが功を奏したのかわからないけどお水は出てきた。
かわいい植栽。
チケットカウンターへ!
すぐに係の人が声をかけてくれて、「明後日、ハイフォンに行くチケットを買いたい!」と言った。
しかし、明後日(the day after)も2日後(2 days later)も伝わらず。結局カレンダーアプリ見せて伝えたけど、係の人はイライラせずにちゃんと聞いてくれた。
パスポートを渡して、電話番号まで伝えて、ようやくチケットゲット!
隣町のハイフォンまで、90,000ドン(≒560円)。3時間くらい乗るんじゃないかな。事前にインターネットで購入もできるけど、7USDって書いてたからぜったい駅で買った方がいい。
あとベトナムの日付表記、日→月→年(23/07/2024)やから違和感がめちゃくちゃある。月→日→年(07/23/2024)はアメリカとかで見慣れてるけど。
「ガムオン(ありがとう)!」とお礼を言ったらそれまで仏頂面だった受付の人が笑ってくれた。
駅を出て、ホテルに向かって歩く。15分くらい。
気温は30度越え、長いジーパンを履いてバックパックを背負っていると汗だく。
しかも大きな車道、横断歩道で止まってくれる車もバイクもいないから、「南無三!」と思いながら渡るしかない。比較的流れが途切れ気味になるのを待って、えいや!と渡らないと交差点ごとに日が暮れてしまう。
柔らかい色の、ブーゲンビリアがかわいい。
たどり着いたホテルの入り口。
ivyラグジュアリーホテルアンドアパートメント
受付の女性ふたりが親切で、いい感じだった。
2泊968,760ドン(≒6,023円)とお手頃なラグジュアリー。
じゅうぶんな広さ、冷蔵庫もドライヤーもある。ぎりぎり耐えれる清潔具合。
まあまあまあまあまあ!値段から考えたら!!まあまあぜんぜん!!ぜんぜんいける!
床板足りてないけど!
ひきだし、髪の毛とか入ってるけど!
微妙にシーツしわしわやけど!バジェット旅行の醍醐味やな!
荷物を置いて、短パンとサンダル引っ張り出して、お腹空いてないけど5時の桃以来なにも食べてないので外へ。
バインミーはちょっと固形すぎるな〜、ブンチャーという麺を食べに行こうかな。
30分、30度越えのなかを歩く。
レーニンパークがある!!!
そうかあ、社会主義国やもんなあ〜。と思う。像の周りを走り回る子どもや若者たち。
ホテルの近くには、公的な施設が多いのか、緑色の服を着た公安警察がたくさん立っている。
中国と同じ一党独裁制で社会主義、でも経済のかたちも同じく市場経済だから物はたくさん溢れている。観光客からすると、経済的な部分しか見えないから、自分の国とそんなに大きく仕組みが違うようには見えないね。
建物の形も自由。建築基準法とかなさそう。
これはあまりに常温のお肉で、批判の写真撮影に見えたくなかったからインカメで盗撮。
これはあまりに青空美容院で、プライバシーの侵害感が否めなかったのでインカメで盗撮。
食べ物の通りの一角に、布の通り。
猫!
軒先に犬や猫が散見される。飼い主も犬猫も暑さでぐでぐでやふらふらをしている。
中華なピニャータ🪅?
ようやく到着!
Bún Chả Que Tre
さすがにビール!
うめすぎ〜〜〜!!!!あっついんだもーん!!店内、クーラーついてへんしー!扇風機だけやしー!
ブンチャーと、あと春巻きを注文したんだ〜。
ブンチャーは、グリルの豚肉がいっぱい入ってて美味しい。スープは、熱くも冷たくもなく、甘い。気だるい味と温度が暑さに刺激的でなくちょうどいい。
そして届いた春巻きは
ほとんどブンチャーやんけ。
こうなる。
誰がこんなにライスヌードルばっかり食べるねん。
フードファイトでした。ちょっとだけ残しちゃった。
生野菜、これ、こわごわ食べてみたけど今晩お腹壊さなければいいなあ。
パクチーとかの香草たち。しかしベトナムの水道水って一発でお腹壊すっていうし、生野菜も御法度らしいけど、避けるのむずない?
ビールと2人前の食べ物たちで、合計145,000ドン(≒902円)。リーズナブルで美味しかった〜!
暑すぎるのでカフェに入りたい。
ホテルに歩いて帰りがてら、中間地点でカフェを探す。
ベトナムはコーヒー有名やもんね。カフェも、日本の20倍、韓国の2倍くらい街中にたくさんある。コーヒー豆屋さんもある。
お土産屋さんや服屋さん、鞄屋さんが並ぶ通り。
通気性のよさそうな服かわいい。
どんなに広い道でも、歩行者は車と同等の気持ちで横断する。
白い建物、暑い国っぽい!!!
このクワイみたいな果実?野菜?たまに売り歩いてる人見かけた。なんなんやろ?
GoCo Coffee
Vietnamese Condensed Milk Coffee 35,000ドン(≒218円)を注文!
コンデンスミルクにエスプレッソたくさん? 濃くて美味しかった!
けどソファで人伸びてた
ちょっとだけブログ書いて、なんか腰据えて書くほど居心地よくなくて出た。涼しかったんやけどな〜。
歩いていると、道路を横断するコツを見出した!
1,おばちゃんに着いていく
おばちゃんはまじで何も怖くないというのは世界共通。車道を渡り始めたおばちゃんがいたら、信号が赤でも着いて行こう。
2,ゆっくり歩く
単独で渡るときは、とにかくゆっくり歩く。ぱーっと走ると逆に危ない。ゆっくり歩いてたら、バイクは勝手に避けてくれるし、車はちょびっと速度を緩める。
「轢かれる!これは轢かれる!」と呟きながら渡るのは卒業できました。
ホテルに帰って、フロントのお姉さんにお水を売ってるところを訊いた。
コンビニだ!
わりと日本色が強め。
なんか謎肉の謎調理干し肉がある。
購入したものたち。
お水5L、なんかのゼリー、なんかのチョコ?
ベトナムドンは0が多すぎてまったくちゃんと会計できない。考えた末500,000ドン2枚と200,000ドンを渡した?ら、200,000ドンだけ受け取ってもらった。
合計84,100ドン(≒523円)。お水5Lは30,000ドン(≒187円)と驚愕の安さ。
そしてシャワーを浴びようと洗面室に入ったら、トイレの横に排水溝と謎の穴が。謎の穴には、謎の小さな虫が。「な〜るほどなるほどなるほど」と呟いて動揺を隠す。
シャワーブースは一応仕切られているが、なかに排水溝はない。見れば、ブースのトイレ側のガラス壁に穴が空いていて、そこから水を逃して排水溝に流す、らしい。
はあ?書いてて意味わからんわ。
少しストレスフルながらも、お湯が出たのでシャワーを終えて、ブログを書いていたらシャーーーーー!と音がした。
なに!?と思ってカーテンを捲ると、大雨。さっきまで晴れてたのに。
実はベトナムは、いま雨季なんですね。だからかして日本人観光客が少ない。ヨーロッパ人やインド人はたくさん見るけど。
雷まで鳴ってるけど、明日は晴れてるといいなあ。
さてまだまだたくさん楽しみなことがある!
よく寝て備えるぞ〜!おやすみ〜!!!