旅にグレイハウンド

西海岸をグレイハウンドで行く

2024.07.23 ハイフォン-ベトナム

 

 

 

続き!

 

電車はねえめっちゃおもしろかった。

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シートは、車両の真ん中を向いてる形。いちばん真ん中は4人席になっている。
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電車の進行方向わからんから、逆やったらめっちゃ嫌やな〜と思って、

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2号車27番に座った。

シートがなんかわからんけどめっちゃ倒れてた。

座席の脇のかったいボタンを押して、背もたれを戻そうとするけど、なかなか戻らない。

すると後ろのお兄さんが手伝ってくれる。力いっぱい押してくれる。それでもシートは動きません。

「イッツ ブロークン😖!」私は申し訳なくて言うけど、隣の席の女の子も手伝ってくれる。お兄さんは呻いている。私はボタンを力いっぱい押すだけ。

すると、なにかの拍子にシートが戻った。

「わー!がむおん!がむおん!」とお礼を言った。みんな優しいなあ。

座って、前の机をおもむろに出すと、今度は戻らなくなった。がこんがこんとする私に、また隣の女の子が手を差し伸べてくれる。ありがとう……。

10キロの荷物を荷物棚に乗せて(ほんまに力持ちすぎん?)、ようやく落ち着いたら電車は動き出した。

アナウンスは、ベトナム語のあとに英語でも流れる。周りの乗客はぜんいんベトナム人だったけど、どの国に行っても電車に乗りたがる人って少なからずいるから、助かる。

出発してすぐ、バインミーを取り出した。

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うーんなんかいまいち。お肉と、ソースと、野菜が層になってべつべつに挟まっているので、味がしないところと味しかしないところがある。なんか後味もお肉の嫌な感じがでてる。

昨日、イオンで買ったグミをお口直しに食べた。ドラゴンフルーツ味のやつ。

開封後に、ん……?オリオン……?って思って撮ったやつ。

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調べたら、韓国の企業だった!道理でほんとのドラゴンフルーツみたいに、外側の赤い部分と中身の黄色い部分があって芸が細かいわけだ!めちゃおいしい。韓国ってグミ流行ってるもんな〜。

とかやってたら、昨日のフードツアー終着点を電車側から見れた!

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ちょっと近すぎて何がなんやらわからんけど、両側に色とりどりのぼんぼりがずあーっと通り過ぎて行って、アトラクションみたいだった。「ふあ、ふあー!」と思って動画撮ってたけど、撮らずに体験すればよかったな。残すことに必死になりがちで、今を楽しめないのはいけないね。なんかどっか別の場所にみんなでワープするみたい、さながらドラえもんのタイムマシーンだった。視点がぜんぜん地面より高いから、線路沿いにいるみなさんの顔が見えることもないし。

さて隣には大学生らしい男女のグループがいて、トランプしたりお喋りしたり楽しそう。車内販売も買っちゃったりして

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しかも何回も。QRコード決済で。
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なんか観光客が手を出してもいいイメージなかったけど、コーヒーの販売ワゴンが来たので、
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購入!ホットコーヒー。
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グミではお肉の後味が消えなかったから……。

そしてこのコーヒー、粉末やのにおいしい。どうして? めちゃくちゃ濃くいれてあるから?

あっつあつやのにプラスチックのカップに入れはるから、ひしゃげそうやけど、おいしい。甘くて、日本のカフェオレの粉末とちょっと似てるけど、あの嫌な感じの後味がない。

 

電車は、ハノイ駅から出発した後の駅でお客を拾って満員。乗客たちは重い思いに、動画を音垂れ流しながら観たり寝たり喋ったり電話したりして過ごしてる。

ちなみに大学生たちとワゴンを写した写真の、中央にあるゴミは私がくくりつけたやつ。で、コーヒーを買うときに解いて捨ててもらおうと思ったら、売り子のおばちゃんがハサミでちょきんて切って引き取ってくれた。うふふである。

 

ある駅で乗ってきたカップルが、ベトナム語でなにやら話しかけてきた。「え!27!アイム トゥエニーセブン!」と主張したら、「ノー、イッツ22!」と言われた。

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27と、背に書いてある席が、27らしいのだった。

しかし、女の子が28をとっていて、男の子が22(私の座ってる席)をとっていたらしく、よくわからんけど私が22の席に座ったことでオールオッケーになったみたいで、オケオケ、と言われた。

常識というのは難しいものである。たしかに、27と書いてある席が27だわな。

 

電車は、観光客では訪れることのなさそうな場所をずんずん進む。

日本のものらしき現場の機械がいっぱいストアされてるところがあったり

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蓮の畑があったり(ベトナムの聖なる花で、私の大好きなお花)
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ぽつぽつ建ってるのに間口が狭い家々があったり
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頓挫してますか? なスケルトンビルディングが林立するエリアがあったり

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いっそう雨で見えないが、墓地があったり
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まじで
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マインクラフトぐらいアヒルのおる農場があったり
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ノンラーという笠を被って田植えをする人たちを見たり。雨のなか、手植えなんやなあ。昔ながらの風景って感じがした。このノンラー、ハノイでも被ってる人はわりといた。日除けとしても、雨の日も。ただ、雨の日は濡れないためにビニール帽子を被ってる人もめっちゃおった。ビニール袋の取手がないバージョン。ちょっとビジュアル面を気にしてなさすぎておもしろかった。そして、ヨーロッパの観光客もよくノンラーを被ってたけど、著しく似合ってなかった。ノンラー自体は、お遍路さんみたいでいいよね。理にかなってて便利やし。

お墓は、ハノイの空港から市街地に行く道で少し見かけてたけど、やっぱり田舎で見るのがいい。見たいもののひとつだったから嬉しかった。お墓って土地によってぜんぜん違うからおもしろい。ベトナム北部のお墓は、沖縄のお墓とキリスト教のお墓を足して二で割って中国の風味も入れたみたいな感じだった。田んぼの傍にぽつんとあるのも見たから、日本の田舎みたいやな〜と思った。自分の土地に先祖のお墓を建てるという考えは、似るのかな。

そしてあひる農場はまじでびっくりした、テンションめちゃくちゃ上がった。子どものエリアと成鳥のエリアが分けられていた。ちょっとおもしろすぎた。あれって食用? そうじゃないとあり得ない量やんな。

ハイフォン駅に近づくにつれ、都会になる。線路ぎりぎりまで民家があって、人様のおうち丸見えだった。そして人様は電車見てぼーっとしてんの。なかには床にべたーっと座ってテレビ見てる親子や、みんなで卓を囲んでる家、椅子を出して外を見てるおじさん、犬とくつろいでるおじさん、さまざまいた。みんな電車からの目なんてな〜んにも気にしてないみたいだった。「見て何がおもしろいんですか?」くらいのスタンスなのかなあ。

そうそう、電車ではぜったいにトイレに行くまいとしていたけど、コーヒー飲んだので行きたくなりました。途中、駅で停車しているときに。思ったより綺麗だった。けど「何も考えない何も考えない何も考えない」と呟きながら用を足した。強いて言うと、アメリカの夜行バスよりはマシ!😊☝️鍵の表記が中国語で、中国の会社がつくった電車なんだなあ、とわかりました!

さてハイフォンはラストストップ。みんなで降りる。

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みんなで降りるんやからさあ!!!!!
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プラットフォームつくろうやあ!!!!!!
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ひい、と言いながら降りた。恐怖の手ブレ。
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左右どっちにも進んでいく人がおったから、賭けで左に進んだらEXITあった。
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てか晴れてたらめっちゃ写真映えしそうなかわいい駅やんか。

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屋根のあるところに原チャいっぱい停まってて、バイタクの人たちが客引きをしていた。ベトナム語で、地元民への客引きなので私はスルーされた。

えー!駅舎かわいー!!

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写真撮ってる間も後ろからクラクション鳴らされてるけどもう動じんくなった。

駅の目の前に、どぅんどぅん重低音の漏れ出るダンスホール
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社交ダンスの絵っぽいけど、この重低音なんなんや。
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中からおじさんがひとり出てきて、どうやらクラブってわけでもなさそうやなと思った。

 

ハイフォンはさすがに穏やか。電車からは踏切に並ぶバイクの群れを見たけど、駅付近はそんなに交通量がない。

とはいえ信号もないから、ハノイみたく無理くり渡るんやけど。

お店もぜんぜんまばら。でもなんかいちいちかわいい!

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道端によくわからん果物とライチらしきものが売られている。
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例えるならサクラメント?でも、やっぱり軒先に人はいるので危険を感じることはない。

そして着いた!と思ったところが、同じチェーンの違うところだった。

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店員さんにチェックインに来たよ!と言うと、「ここじゃないの……予約画面見せてみて!」と言われて混乱。たしかに、ブッキングドットコムに書いてある住所は、少し離れたところだった。「お店の名前しか見てなかった😔」

しゅんとする私に、「もしよかったらスタッフが送るよ!ちょっと待って!」と店員さんは言ってくれる。

え〜そんなん悪いな……と思っていると、「はい彼に着いて行って!」とあれよあれよと話は進み、見送られてメガネのお兄さんについて行った。

道の反対側、おー!やっぱり!
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バイクだよねえ!

大混乱の私に構わずお兄さんはヘルメットを渡してくれた。小雨が降るので、レインコートを着て。

レインコートは裾が長くて、後ろに乗る人もカバーできるようになっている。ハノイで、二人羽織のようにしている人を何人も見た。当然、濡れないようにお兄さんは被るよう勧めてくれる。

いや、でも視界ゼロすぎるやろ!と断った。

初めての原付二人乗りは、刺激的だった。動画撮ろうと思ったけどむりむりむり!きゃー!ひゃー!わー!あはははは!と私はひとりで大騒ぎした。

だって雨のなか、歩道から車道にがたんと出たり、車が来てる交差点をぐーんと曲がったり、もうとにかく うひー!!!だったんだ。めちゃくちゃ掴まってしまったし、めちゃくちゃ足で挟んでしまったお兄さん、ごめんなさい。

楽しくなってきたところで、バイクは止まる。

 「ヒアー!?」と私がびびったのは、

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なんかめちゃくちゃ綺麗な建物だったからだ。

お兄さんは、うんうんと頷き、「がむおん!さんきゅー!ばいばい!」といっぱい言う私を置いて颯爽と戻って行った。

いやあ、親切な人たちだ…………。こうして、経験することはないと思っていたベトナムでのバイク二人乗りを、思わぬ形で楽しんだ……。

入り口に警備員のおじちゃんがいて(レストランとかにも大抵いる。治安いいのに。ぜんいん暇そうやし)、立ち上がり、入り口の「1986 cafe & stay」のstayの部分を指差し、私の肩を叩き、入り口まで送ってくれた。

中に入ると、突き当たりにカフェのカウンター。チェックインカウンターも兼ねていた。なんか10人くらい若者がおって、みんなミニオンみたいにこっちを見たり話したりしてておもしろかった。

英語の話せる女の人が押し出され、レジの前まで来て手続きをしてくれる。お金を払ったらすぐカードをくれた。

「え、Am I the only one staying here?」今日私だけ?と訊くと、そうそう、と言う。それにしてもパスポートチェックも名前の確認もなしかい!

そこから、宿泊担当らしい男の子にバトンタッチされ、ホテルエリアのドアを進む。

「ここは男性のトイレ、女性のトイレは2階」など、丁寧に説明してくれる。

「え〜!ぷりてぃ〜!」と言いながらついていく。

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そしてお部屋の中もかわいい!!

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なんかソファにソファ(解体)が乗ってるけど。
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広くてかわいい!!!

1泊580,000ドン(≒3606円)。ハノイのホテルと変わらないのにこのクオリティの差!!!!

しかも!!!

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バルコニーつき!!!おうさまやん!!!

あまりにも居心地がいいので、しばらく赤いソファ

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に座ってぐだーっとした。ソファ(解体)は傍によけた。このソファ、座面が広くて座り心地よし……。

いい加減動き出そう、と20時ごろ、レストランを調べ出す。いっぱい食べてる割に動いてないからはらぺこではないし、フォーかなあ、、、と調べてから、部屋を出た。

受付のお兄さんに、「フォーのレストランある?」と訊くと、どうやらこの辺はフォーじゃなくて別の麺が名物らしい。Lach Trayという少し遠いストリートに、麺のお店がいっぱいあるのだとか。Grabという配車アプリで行くといいよと教えてくれた。

お礼を言って外に出る。でももう20時やし今から行くのもな〜と思い、今日はすぐそこのフォー屋さんに行こう、となる。お兄さんの教えてくれた道は、明日行くことにする。

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夜やけどそこかしこに人がいるので、まったく危険を感じない。建物の庇のある部分や階段、外に出たパラソルの下など、数メートルごとに人がいる。

そして、目的のフォー屋さん………の隣に、なんかお客さんいっぱい入ってるお店を発見。こっちにしーちゃお!

Mỳ vằn thắn

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入り口でおっちゃんが麺を調理してる。天井の色かわいい。
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メニューは、悩んで、ミービエン(ヌードル ウィズ ミートボール)にした。テーブルに来たお姉さんに伝える。
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しゃーけどお姉さんが盛んにワンタン作ってるしワンタン頼めばよかったな。
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と思っていたら、おっちゃんがこっちを見て怒鳴ってる。カムカム、と手を動かす。

おっちゃんの方に行くと、メニューを指さされた。言ったのに………と思いながら、またミービエンと言う。席に帰るとき、お姉さんと目が合った。私はなんとなく👍として眉毛を上げた。

そしてきたきたきた!!

ミービエン 30,000ドン(≒187円)!!!
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なんかおいしそ〜!!!
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おいし〜!!!!ワンタン入ってる〜!よかった〜!!!

このワンタンがめちゃくちゃ肉肉しくて、胡椒がきいてて美味しかった。卓上のライムと唐辛子を入れて食べると、何杯でもいけそう。スープもほとんど飲んじゃった。

次々来るお客さんは地元の人たち。1回だけ白人の老夫婦がお店の前を興味深そうに覗き込みながら通って行った。

帰りしな、Loungeとか書いてる高そうなホテルのバーに、白人おりそうやなと思って見たら案の定おった。ワスプ(ホワイト・アングロサクソンプロテスタントの略)って感じの内装やったから、あははと思った。他意なく。

帰ってもっかいホテルの外観見る。

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あの真ん中のテラスがあたしの部屋だぜ。パレスじゃん。

コーヒーを部屋に持っていこうと思い、カフェのカウンターでベトナムコーヒー、あとお水のボトルを頼んだ。

すると、部屋までアテンドしてくれた男の子も出てきたので、「さっき教えてくれた道ね、今日じゃなくて明日行くことにしたからね」と軽い気持ちで言う。伝わらない。どうにもこうにも伝わらない。どうして。さっき教えてくれたやん。

すると彼の友人らしいお客さんがカウンターにたまたま来て、英語が話せるようだったので伝えてもらった。

「明日、なにが食べたいの?」「さっき教えてくれたヌードル!」「その道に行くとね、4時くらいからお店いっぱい開いてるから。」「わかった!明日の朝行くね!」「あ、あと、お水は部屋にあるよ」「でも水道水でしょ?ハノイでは飲んだらダメって聞いてたから」「大丈夫、purify(浄水)してあるって言ってる」「そっか!ありがとう!」

これだけの会話をすんなりできることに、めちゃくちゃ感謝した。いやあ、共通語ってすごいなあ。そしてホテルの男の子は苛立たずに接してくれて、ほんとに心根が優しいんだなと思った。

私は、その場にいたみーんなに、ありがとう、さんきゅーぐっない、ばいばい、と言いながら(カウンターの奥で他の作業してた男の子が両手で手を振ってくれた)宿泊エリアに戻った。コーヒーを持って。

私は、もう、到着時一目見た時から警戒していた瓶入りのお水を

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飲んだ。彼らに免じて。

コーヒーはエスプレッソで、コンデンスミルクとか入ってなくて、めちゃくちゃ苦かったので諦めてシャワーを浴びた。

さっぱりして、バルコニーに出て、ブログを書いた。

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涼しいくらいだ。ブーゲンビリアと床のタイルがかわいい。

雨が降るととたんに気温が下がる。ハノイで、洋服屋さんに入って長袖のフーディーない?と訊いたら、ない、と言われた。ほんまにまじで半袖しか売ってなかった。常夏すぎるだろ。

 

雨がしとしと降るのも、バルコニーから見るのは悪くなかった。ベトナムの人たちが軒先にいたがるの、わかるな。そして部屋の中には、階下のカフェで流れるBGMが充満していて、居心地がよい。

もっと長く滞在したかったな、ともう思っている。

 

明日は早起きして少し街を歩き、早々とお昼に飛行機に乗らないといけない。惜しいな。都会も好きやけどちょっと外れた街も好き。

 

みんな、おやすみちゃん。あなたも私もお腹壊しませんように。