Day7
Hi guys!!
How are you doing today??
I hope you guys enjoyed cherry blossoms🌸
デイセブン!?もう旅程の半分くらいも経っている!!どうしよ!まだなにもしてないのに!!
どう?みなさん元気?
私はやっと薬を得ましたので、hopefullyすぐに元気になる!
今日は朝のうち時間の許す限りサクラメントをぶらぶらして、13:55のバスでサンフランシスコに向かう。到着は16:30の予定。
朝、綺麗なお部屋で目覚めてさいこう。昨日の15時過ぎにベッドに入り、20時に薬のアラームで目覚めて、また1時間くらいしてから眠って、それから6時55分のアラームで目覚めた。
難点といえば、ベッドサイドのライトの消し方がわからず、何度か「夜明け!」と思って目覚めたことくらい。ほぼゼロやね!
なぜ6時55分のアラームを仕掛けたかと言うと、ホステルのquiet hour、静かにするお時間が夜の10時から朝の7時までだからだ。つまり、いちばんさいしょにシャワーを浴びたい😠
卑しい私はだから6時55分のアラームで目覚め、いそいそと準備をしてシャワーに向かった。
共用のバスルーム、誰もいない。
それどころかシャワー、床濡れてる。
誰か使ってるやん。クワイエットアワー嘘やん。
まあいいけどさ、シャワー使えたからそれで。
で、身を整えて、朝ごはんへ。"HI Sacramento"=滞在しているホステルでは、無料の朝ごはんがついてくるのだ。
建物じゅうに漂うコーヒーの香り。1階に降りると、ささやかなそれが用意されている。
コーヒー、お紅茶(ブラックティー、ジャスミンティー、あとひとつ選べた)
インスタントのオートミール、フルーツ(いちご、パイナップル、キウイ)、クロワッサン
豪華だ!
なによりフルーツがあるのが嬉しい。生ま物なんてないと思ってたから!
とはいえ私にはワッフルがある。
フルーツだけちょっといただいて、コーヒーが切れていたため、新しく淹れてもらうのを待つ間ジャスミンティーにした。
コンビニで昨日買ったりんごとぶどうのパックも添えて。
これで4ドルしないくらい。
韓国に行ったときも、こういうフルーツがコンビニに売っていることにいちばん感動した。
ホテルの1階の売店に、マスカットやなにやらがたくさん売ってあるため、毎日爆買いして爆食したものだ。
どうして日本にはないんだろう。日本人にとってフルーツというのは、ある種高級品であるという意識があるような気がする。
傷のない、大きく熟れた、芳醇な香りのする、たわわな果物だけが歓迎されているような。贈答品や贅沢品であるかのような扱いだ。
そうじゃなくて、傷物でもちょっとくらい未成熟でも、スーパーで雑多に売ってくれれば喜んで毎日買うのに。
果樹というものにそもそも親しみがないのか。みかんだけが安価でたくさん食べられるのは、みかんだけが日本文化に古くから根ざしているからなのかな。
朝ごはんをむしゃむしゃ食べていると、何人かが階下に来て、思い思いに食べ物や飲み物を手にとって座る。
みんな、挨拶くらいは交わすけど、それだけだ。とても静か。
途中から受付の人がドビュッシーを流して、空間の静かさがより強調された。
こんな感じならぜんぜんいいなあ、と思った。ホステル、ぜんぜんいいなあ。
ひとりの女の人が、空間は広く席はいろいろあるのに私と正対する位置に座った。視線はぶつかり、ハイと交わす。日本ではありえない事象だ。
ここが日本で相手が日本人なら、私はたぶんぎょっとして、多少不快になるだろう。(「なに?なんで?他に席あるやん」)
でも、ここはアメリカで相手は自分とはまったく別のところから来た人、と思うととたんに、なにもかも気にならなくなり、その無遠慮さを好もしくさえ思える。
「違う」ということがそのまま許容に繋がるのだ。この狭量な私にとって、キーは「比較不可能なほどあまりにも違う」ということだ。
それに、これは何度も言っていることだが、相手が自然体であるということが重要だ。なんの意図もなく、なんの遠慮もなく、ただその席に座っている、自然に、ナチュラルにそうすることを選んでいるということが大事だ。「そっか。」と思えるからだ。「そっか、オッケー。」と。
そうして平和な朝ごはんを、若干の胃もたれとともに終え、部屋を片付け荷物を預ける。
"シーツとタオルは自分でバスケットに入れてってね"スタイルなので、それをしてから意気揚々とホステルを出た。
とくに目的はないけど、バスの時間までお散歩してから、お茶でも飲もうかなあ。
今日もカリフォルニアの朝日が輝かしい。晴れてて気持ちいい、寒いけど。
そして歩いていると、Cathedral=カトリックの教会があった。
入り口になんか笹の葉みたいなんが置いてあって、みんながそれを手に取って入っていく。
何が行われているか気になった私は、警備員さんに話しかけた。
「こんにちは、私クリスチャンじゃないけど入ってもいい?」
「クリスチャンがなに?」
「クリスチャンじゃないんやけど教会に入ってもいい?」
「ここはカトリックの教会だよ。」
違いがわからない私は謝る。ごめんなさい!、でもカトリックってキリスト教の宗派なんじゃないの??
「誰でも入ってオッケーだよ、神のご加護を」
警備員さんは微笑んでくれた。
中に入ると、思ったより広い聖堂は満員で、私は後ろのほうに空いてる席を見つけて座る。
高い天井、正面には色とりどりのステンドグラスがイエスの物語をなぞっている。そして天井からかかる、磔になったイエス。イエスだらけ。
おじさんが5人くらい壇に並んでいて、左端と右端のおじさんが交互に喋っている。
これが、英語で話しているはずなのだが、反響のせいで何を言っているのかまったくわからない。
英語初心者の常として、近くで大きな音量で聴くと理解できる英語でも、遠かったり反響してたりマイクを通されたりすると途端に聞き取れなくなるのだ。
なのでしばらく、周りの人に合わせて立ったり座ったりしたけど、何もわからないし体温調節が効かなくて体調も悪くなってきたので、退散した。
冷やかしになってごめんなさい。
明るい太陽のしたに出てひと安心。
教会というものは、しかしもって私の好きなもののひとつだ。
なぜなら、それは完全にその地域に根ざし、閉じられていると同時に開かれているからだ。
信じるものがあり、導く役割の人間がいて、善悪の基準がはっきりしているがゆえにルールを破ることもできる。
ゆるい共同体に憧れる。し、単純に教会とか聖堂の静かな感じが好き。お墓参りを好きな理由と似ているかもしれない。心が静かになり、そこにいることが無条件に許容される感じが好きなのだ。
そして教会の入り口にあったのは、笹じゃなくて椰子の葉だった。キリストがエルサレムに入城したときに、民衆が椰子の葉を敷いて彼を迎えた故事から、復活祭直前の日曜日(=まさに4/2の日曜日)をパームサンデーとしたんだってさ。
そういう、何日にこういうことしますよって決まってるようなとこもいいなと思う。
そういえば、副鼻腔炎の薬がほしいんだった、と思い出して、薬局まで歩いていると、古着屋さんがあった。
昨日グレイハウンドのバスで一緒になった韓国のおじさん、もといKimさんが、サンフランシスコは寒いよと教えてくれた。
なので、セーター買ったら?とママからお達し。ちょうど見つけた古着屋さんで、9ドルでもこもこの服を買った。ラッキー✌︎
そして薬局で鼻スプレーを買う。
これか、服用するやつか、どっちでも効くよ〜と店員さんが教えてくれた。
この辺の人は、ひとつ訊いたらわかるまで、最後までちゃんと、教えてくれる。
私は「ママがスプレーがいいよって言ってたからスプレーにするわ!」と言って、それをもらった。
そして地元の人気なおしゃれカフェに行き、
ティーラテに蜂蜜を入れてもらったやつを飲みながら鼻のなかにスプレーした。
なんとなく効いてる気がする。
そうこうしてたら時間も時間になっていた。
13:55発のグレイハウンドバス、時間は12:20。
顔が数字になってしまった悲しき像を横目に
「カナダとかアメリカは外で飲酒したらだめやからお店の外の部分に囲いがあって戸外やとそこのなかでしかお酒飲めないんだよ」を説明するための写真を撮ったりしながら
安心安全のセブンイレブンに着いて、フルーツとハリボーを買った。ハリボーは、のど飴がわり。
そして宿に戻ると13時。バスステーションまでのシティバスを調べると、ちょっとさっきにもう出てる。次の便はもうぎりぎり。
あれ〜?参った。いつの間にこんなギリギリになったんだ?
仕方ないので8キロの荷物を背負って30分、歩いた。
あー!見慣れたハウンドくん!
TENGAだ………。
そしてサンフランシスコへのバスに無事乗り込めた。
見慣れた3カ国語での「シートベルト締めろ」、抱き慣れた「なんで英語だけそんなに簡潔なん」の疑問。他の言語では(たぶん)安全のために〜とかの補足があるのに。
私が乗った時にはまだ人はまばらで、私は割り振られたシートに座った。運転手さんは適当な人で、「Ayaね、オッケー、名前あとで確認しとくし先乗っといて」って感じ。人によってカラーでるなあ。
出発の5分くらい前になるとなだれるように人が乗り込み、たちまち満員になった。
私の隣にはまるっとしたメキシコガイが乗った。目も合わなかったけど、シートベルトするときはちゃんと身体を避けてくれたし、ずっと腕組んで邪魔にならないように?気を遣ってくれてたっぽいしいい人そうだった。
なのだが、インドガイとちょっと口論になっているのを見て、はらはらした。
インドガイは、自分に割り振られたシート(私の隣)はそこだ、アプリにもそう出てるからメキシコガイに退けろと言う。
メキシコガイは、運転手はシートなんて関係ないと言ってた、俺は退かないお前が他の席を探せと言う。
インドガイは、頑としてそのシートの前を動かない。メキシコガイは、あほか運転手に聞けばわかるでと主張する。
私は困った顔をする(これは別に誰にも見られてないしただ自分がしてるだけ)。
しばらくして運転手さんが来て、「書かれてる席は関係ないからとにかく空いてるとこ座ってくれ〜」と言って場が収まった。
でもさあ、と私は思った。
でもさあグレイハウンドのアプリでさ、席の指定できるし、しかもそれってプラスアルファで3ドルぐらい払ってるんやで。そやのにいざ乗るときになると「そんなん関係ない」ってさあひどくない?と。
そしてでもまあアメリカやし、いっか。と思った。私は窓際座れてるし〜。
バスではお馴染みとなったこのスタイル
3時間の旅程なのでマスクを濡らしはしてないけど、冷房ついてて寒いしできるだけ肌を見せないどきたい。
そして満員のバスは何事もなくサンフランシスコ到着。
バスタ新宿みたい。今までになくきれいなステーション。
そしてホテルへ向かうメトロに向かって歩いていると、ロールパンナみたいなポストがあった。
ローーーラーーーー
ポストじゃなかった。ポリスのテレフォンと
ファイアアラームだった。
迷いながら、人に聞きまくりながら、地下鉄に乗る
途中で地上に上がる、御堂筋線スタイルやった。
サンフランシスコっぽい家々。
長くなったので2個にわけます!つぎ!